第一印象をよくするテクニック3選

 あなたは会社の新規取引先や初対面の人から良い印象をもたれたいですか?多くの方が「YES」と回答したでしょう。実際、第一印象というのは出会って約3秒で決まると言われています。そして、一旦確立された第一印象を覆すのはかなり難しいです。
 僕もかつては第一印象がとてもわるく、相手から怖がられたり避けられたりしてきました。そのことが原因で人間関係を構築できずつらい思いをしてきたことを思い出します。しかし、そこから何人もの方のアドバイスをいただきながら現在では大分改善されました。
 今回は第一印象をよくするために教わったテクニックを5つご紹介いたします。本記事を最後まで読んでいただき、悪い印象をもたれてしまうことに悩んでいる方の解決策になったのでしたら幸いです。
 なお、本記事は下記の書籍を引用していますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

引用

頭のいい人の対人関係/犬塚壮志
目次

笑顔であいさつをする

 小学生のころ「元気にあいさつをしましょう」と先生から言われたことがあるでしょう。しかし「笑顔であいさつをしましょう」とまで言われたでしょうか?
 笑顔の力は偉大です。笑顔になることで自分はもちろんのこと周囲の人たちも巻き込んで幸せにする効果があります。また、笑顔であいさつをすることで初対面の人にも「この人は話しやすそうな人だな」という良い印象を与えることができます。第一印象が悪い人はこの笑顔の力を侮っていることが多いです。それどころか「笑顔になるなんて面倒くさい」「笑顔は恥ずかしい」となかなかやろうとしません。


 笑顔にはお金がかかりません。原価0円で、しかも即日実行することができます。ただし、日ごろから笑顔でいない人にとって、笑顔になるには練習が必要です。いきなり「笑顔になりましょう」といっても難易度は簡単ではありません。笑顔の練習方法につきましては他サイトに記事が掲載されていましたので、そちらを参考にしていただければ幸いです。

引用

自然な笑顔の作り方!表情筋のトレーニング方法を紹介
https://charion.co.jp/oral-news/?p=2459

 最初はぎこちない笑顔かもしれません。しかし、日々笑顔を習慣づけていくことで、自然な笑顔になることができ、今後出会う人たちの印象は明らかに変わります。まずは今日から笑顔であいさつをすることを心掛けてみましょう。

・笑顔であいさつすることで相手に好印象をもたせることができる。
・練習をすることで誰でも自然な笑顔になれる。

与える印象に気を付ける

 イメージしていただきたいのですが、もしメガネをかけていてスーツを着てネクタイを締めている人を見たら、その人はどんな人だと思いますか?「サラリーマンかな?」「公務員だろうか?」そのようなイメージをもつことでしょう。いずれにしても「真面目そう」「お堅そう」そういう印象をもつ人は多いと思われます。ではラフな格好をして髪は金髪、ネックレスをジャラジャラとつけている人を見たらどうでしょうか?「なんだか怖そうだな」「あまり近づきたくないな」そんな印象をもつ方が多いかと思います。印象というのは見た目や言葉づかいで決まります。「人を見かけで判断してはいけない」という人もいますが「人は見た目が9割」という書籍もあるとおり、結局第一印象は見た目でほとんど決まってしまうものなのです。
 第一印象が良い人は見た目による印象がとても重要なことを理解しています。仕事で真面目な印象をもたれたいのなら、スーツやワイシャツなどを着て髪型もしっかり整えます。逆に親しみある印象をもたれたいのでしたらカジュアルな服を着こなしているのです。逆に第一印象が悪い人は見た目の印象を気にしません。真面目な印象を与えたいのにカジュアルな印象を与えてしまい、親しみある印象をもってもらいたい場面で真面目な印象を与える見た目をしてしまいます。その結果、相手から思ったような第一印象をもってもらえないという事態が起こってしまいます。見た目とはそれだけ大事なのです。


 また、犬塚壮志様の著書「頭のいい人の対人関係」によると、第一印象は外見だけでなく、相手の肩書や職歴、血液型などでもその人の能力全体を判断してしまうことがあるそうです。ですので、仕事で交渉する際に相手が求める人物像に近い経歴を盛り込むことで相手がメリットを感じてくれたり業界に精通しているという印象をもたせることができます。そうすることで、実力が追い付いていなくても大きな仕事を任せてもらえるチャンスが広がるのです。

・見た目によって相手に与える印象は大きく変わる。
・見た目以外にも肩書や職歴、血液型などでも判断されてしまうことがある。

自分から好意を伝える

 「あなたのことが好きです」「ずっとあなたに会いたかったです。」こう言われて不快に思う方はほとんどいないでしょう。そして、このようなことを言ってきた人をすぐ嫌いになることもないはずです。
 自分から積極的に好意を相手に伝える人は第一印象がとても良いです。好意を相手に伝えることで相手との距離がグッと近くなり、早く仲間やコミュニティの中に入れてもらえたりという効果もあります。これを「好意の返報性」というそうです。
 ただ、いきなり「あなたが好きです」と言ってしまうと相手はドン引きしてしまうことでしょう。それを避けるコツとして先ほどもご紹介しました犬塚壮志様の著書「頭のいい人の対人関係」によると「ずっと○○さんと仕事をしたいと思っていたんです。」「お会いできて光栄です。」などオブラートに包むとよいそうです。そして、他の誰かから経由して好意を伝えてもらうと高い信頼性をもって好意を相手に伝えられるそうです。「好意の返報性」を有効に使うためにはこの「オブラートに包む」「第三者を介して伝える」という2点が重要だそうです。第一印象を良くする方法として、相手に好意を伝えてくれる協力者を探してみるのもいいのではないでしょうか。

・自分から好意を相手に伝えることで第一印象がとても良くなる。
・相手に好意を伝えてくれる協力者を探してみましょう。

 以上が第一印象をよくするテクニック3選でした。冒頭でも書きましたが、僕は前職で第一印象を悪くしてしまい職場に行くのがつらかった時期がとても長かったです。その後改善をしていきましたが退職するまで第一印象が変わらず僕に対し悪いイメージをもったままでいた人も相当数いました。それだけ第一印象というのは職場でも学校でも最初にして最も重要なことなのです。今回ご紹介したテクニックを活用し、第一印象を良くしていただけることを切に願っています。
 本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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