職場で好かれている人の特徴5選

 あなたの職場になぜか周りから好かれている人はいませんか?逆に「あの人は職場で嫌われているな」と思う方もいませんか?両者の違いは何でしょうか。
 今回は職場で好かれている人の特徴として5つご紹介いたします。職場で好かれている人は今回ご紹介する5つのうち複数をやっている可能性が非常に高いです。ぜひ本記事を最後まで読んでいただき、明日から実践していただければ幸いです。
 なお、本記事は下記の書籍を一部引用していますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

引用

なぜか「好かれる人」と「嫌われる人」の習慣/野呂エイシロウ
もう人間関係で悩まないコミュニケーション大全/鴨頭嘉人
人間関係BEST100/内藤誼人
目次

周りに親切にしている人

 「周りの人には親切にしましょう」これは小さいころから言われることです。しかし大人になるにつれ、この言葉を忘れてしまい他者に対し優しくしなくなってしまう人は結構います。だからこそ「周りの人には親切にしましょう」を職場で実践している人は想像以上に好かれているものです。
 アメリカにあるカリフォルニア大学の実験によると、親切にしていると通常よりも2倍好かれやすくなるという結果が出ているそうです。
 他人に親切にしていていれば、例外を除いて嫌われることはありません。しかもこの「親切にする」というのはほんの少しで十分周りから好印象をもってもらえるようです。
 面倒くさいと思わず、他人に親切にしているとそのうちいいことがあるかもという気楽に他者へ親切にしてあげることが大事です。

・他社に親切にしていると通常より2倍好かれやすくなる。
・見返りを求めず気楽に親切にしてあげることが大事。

話し方が丁寧な人

 職場の人に限らず、周りから好かれる人は丁寧な話し方をしています。反対に言葉足らずな人は相手にストレスを与えてしまっているようです。言葉足らずな人は相手の立場に立ち切れていない人といえます。
 例えば「今日会議があります。」とだけ言われたら情報があまりにも足りません。「何時に会議があるのか?」「会議場所はどこなのか?」「準備するものは何か?」などこちらから聞き返さなければならないです。あくまで一例ですが、この情報不足がストレスとなり、相手に悪い印象をもってしまいます。この場合「今日の〇時に会議室で○○について会議が行われますので、昨日お渡しした企画書を持参してください。」と伝えることによって相手は聞き返すことがなくストレスを感じなくなるため好印象をもつのです。


 言葉足らずには怖いことがあります。それは伝えた本人が「相手にきちんと伝えた」と思い込んでしまうことです。しかし、どれだけ伝えた側がしっかり伝えたと思っていても相手からしたら「こいつは言葉足らずだから」とあきらめられてしまっている。これほど両者の関係が険悪になるものはありません。特に伝えた側は、なぜ自分が相手から嫌われているのか意味が分からないということがよくあります。実際に僕自身もかつて上司にきちんと仕事の申し送りをしたつもりが主語や詳細が抜けたまま伝えたことがあります。その後、上司は僕から詳細を聞いていなかったため、仕事で重大なミスをしてしまい、僕は上司から「何で詳細をきちんと伝えないんだ」と、こっぴどく怒られてしまった経験があります。
 相手に伝える際は「自分がそれを聞いて詳細まで理解できるか?」ということを自問自答したうえで話すことによって、相手がストレスを感じなくなり、好印象をもってもらえることにつながるのです。

・言葉足らずは相手にストレスを与え、自分の印象を悪くしてしまう。
・話をする際は、主語や詳細をしっかり伝えよう。

緊張感をもって仕事をしている人

 あなたは仕事をするときはリラックスしてのんびりと仕事に臨んでいますか?それとも緊張感をもって仕事をしていますか?これは人それぞれ違うかと思いますが、仕事に対し緊張感をもって臨んでいる人、特に笑顔でいながらも程よい緊張感をもって仕事に臨んでいる人が職場で好印象をもたれているようです。
 これは過去に投稿した「モテる男が普段からやっている共通点5選」でも同様な内容をご紹介したことがありますが、楽しく一生懸命仕事に取り組んでいる異性からもモテやすいということに似ています。


モテる男が普段からやっている共通点5選
https://taijinkankei.com/%e3%83%a2%e3%83%86%e3%82%8b%e7%94%b7%e3%81%8c%e6%99%ae%e6%ae%b5%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e5%85%b1%e9%80%9a%e7%82%b9%ef%bc%95%e9%81%b8/

ここで大事なことは「笑顔」でいるということです。ムスッとしながら仕事だけ一生懸命していると「気難しい人」という印象をもたれてしまい、かえって職場の人から敬遠されてしまいます。これも僕は前職で経験しました。「一生懸命やっていれば評価してもらえる」という安易な考えで、毎日笑うことなく無表情で仕事を黙々とやり続けていたら「あいつは何を考えているんだか分からない」と職場から煙たがられる存在になってしまいました。それに気づいてからは職員とコミュニケーションを積極的にとるようになり、笑顔で仕事をするように心がけました。すると半年ほどたって数名の職員から「僕の印象が良くなった」と言っていただけるようになりました。「もっと早く気付いて実践していれば、僕の悪い印象はなかったかもしれない」と今でも後悔しています。
 緊張することは悪いことではありません。むしろしっかりやろうとする気持ちのあらわれです。今後職場で好印象をもたれたいのでしたら、緊張感をもって笑顔で一生懸命仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか?最初は効果がなくても、徐々に変化が出るものです。

・職場で好かれる人は仕事に緊張感をもって笑顔で一生懸命取り組んでいる。
・不愛想に仕事に取り組むとかえって悪い印象を周りに与えてしまう。

弱みを見せている人

 人は自分を強かったりカッコよく見せたい生き物です。弱いところを見せると笑われたりバカにされたりするのではないかと思い隠したくなります。ですが、職場で好かれる人は自分の弱みを見せています。しかも堂々と弱みを見せているものです。
 例えばダイエットの広告で痩せたときの写真のみを掲載しても効果はあまりありませんよね。太っていた時の写真という弱みを見せたうえで痩せた写真を掲載するからこそ、このダイエット商品は効果があるのだという宣伝に繋がるのです。また、成功者は成功する以前どん底を体験していることが非常に多いです。そんなどん底体験という弱みを包み隠さず話すからこそ、成功者の言葉はより多くの人の心に響くことになります。これらは本人にとってコンプレックスではあります。これらのコンプレックスを堂々と話してくれると好印象や親近感をもつことができませんか?逆にコンプレックスや弱みを見せない完璧主義な人、隙がない人は共感を得られにくく印象が悪くなりやすいです。
 つまり「弱みは強み」といえるかもしれません。職場で好かれたいのでしたら、自分の弱みを隠すのではなくオープンに話すことが職場の人とのコミュニケーションをより深めることになるのです。

・職場で好かれる人は自分の弱みやコンプレックスを堂々と話す。
・弱みを見せない隙がない人は印象が悪くなりやすい。

感情をコントロールできる人

 日常生活を送っていると年齢、性別関係なく感情的に怒っている人を見かけることがあります。ですが、感情的に怒っても許されるのは幼少期までです。大人になっても感情がコントロールできない人は信用されない人です。まして社会人でしたら会社や取引先にまで感情的になっていては仕事に支障をきたしてしまいます。職場で好かれる人は感情をしっかりとコントロールできています。


 しかし、仕事や日常生活において、ずっと平常心でいられる出来事ばかりではありません。イラっとしてしまうことは少なからずあるはずです。そんなときはどうすればいいのでしょうか?野呂エイシロウ様の著書「なぜか「好かれる人」と「嫌われる人」の習慣」には「事実をありのまま認め、割り切って考える」と書かれています。イライラすることの多くは現実と期待値がかけ離れていることによって起こるのだそうです。その場合「自分に非がなかったかを考えてみること」が大事とのこと。それによりハプニングやトラブルも落ち着いて対応ができるようになるかもしれないと同書には書かれています。
 ただ、感情を抑え込んでしまうとデメリットもあるようです。それは「会話が続かない」ということです。会話が上手な人は自分の感情に我慢をしません。会話をするときは自分の素直な気持ちをさらけ出した方がよさそうです。もちろん会話の際に怒りの感情を表に出してしまうと相手は不快に感じてしまいますから、相手の気持ちを考えつつ素直な気持ちで会話をしましょう。

・職場で好かれる人は感情をコントロールできている。
・会話する際は素直に自分の気持ちを出した方が好印象をもってもらえます。

 以上が職場で好かれている人の特徴5選でした。なぜか職場で好かれている人の理由が分かったでしょうか?もしかしたら今回紹介した特徴と逆のことをやってしまっている人もいるかもしれません。そんな人は今日から実践して継続していくと職場で好かれる人に変われるかもしれません。
 本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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